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プラスチック加工なら1つからの小ロット生産に対応しているので、個人のお客さまでも安心してご利用可能です!

わたしたちの身近にあるプラスチック製品・樹脂製品はペットボトルや100円均一の商品のように大量生産されているものが多いので「プラスチック製品=大量生産」なイメージをもってしまいがちです。
しかし、実はプラスチック加工の依頼は1つからの小ロット生産にも対応しています。
業務で使うためにオーダーメイドで制作したプラスチック設備のように少数生産だからこそお客さまのニーズにバッチリ応えられるご依頼も数多くあります。

今回の記事では小ロットで生産できる理由や小ロット生産に向いているものなどをご紹介します。

なぜ小ロットでも大丈夫なの?小ロット生産に向いている「切削加工」!

プラスチック加工には金型を使う射出成形金属のように旋盤やルーターで加工する切削加工があります。
わたしたちテクトでおこなっている切削加工なら1つずつ素材を加工して製品を作成するので、小ロットからでも対応可能となっています。
反対に金型を使う場合、初期費用として高価な金型を作らなければならないので、それだけでもコストが大きく跳ね上がってしまい小ロットの生産だと費用に見合わない結果となりがちです。
ですので、小ロットの依頼の場合は金型のいらない切削加工を依頼するのがオススメです。

小ロット生産に向いているモノ

オーダーメイドの一点もの

プラスチック加工では、既製品では実現できないお客さまのご要望を叶えるためにオーダーメイドのご依頼も受け付けています。
サイズや強度、素材などすべてにこだわって設計できるオーダーメイド依頼なら、業務用の設備はもちろんお部屋のインテリア製作にもご利用可能です。

多品種少量生産

商品が多様化するにつれて細やかなニーズに対応するための多品種少量生産への需要が高まってきています。
つくる製品によって部品に求めるサイズや強度、形状などが変わります。そうした細やかなニーズに対応するのに切削加工は 向いています。
製品のタイプごとに最適な部品の供給を可能なのが強みです。

試作品

1つずつ製作するので製品の試作品をつくるのに向いています。
金型を作る必要がないので、作ってみて問題があればすぐに修正できるのがメリットです。

3Dプリンタとの違い

最近では少量生産に3Dプリンタを使う事例も増えてきました。切削加工との違いをご紹介します。

切削加工と比べたメリット

アイディアをすぐに試せる

3Dプリンタはデータを入力すればすぐに造形を始められるので、アイディアを試すのに向いています。
構造や大きさにもよりますが、製品を1つ作るだけなら数時間で可能です。

一体造形ができる

普通ならいくつかの部品を組み合わせて作成するような構造でも一体造形によって直接出力できます。
蝶番やチェーンのようなものや変わったところでは象牙多層球のようなものまで造形されています。

曲面や中空構造のような複雑な形状が得意

医療の現場では手術のシミュレーションのために患者の心臓を再現した「3Dプリント心臓」を出力するといった利用がされています。
このような曲線が多いものや中が空洞になっている中空構造のような複雑なカタチをしたモノの造形は3Dプリンタの得意分野です。
また、中空構造にはコスト圧縮のメリットもあります。

少数なら安価

金型などの初期費用が要らず、装置さえあればすぐに出力を始められるので少数生産であれば比較的安価です。

切削加工と比べたデメリット

3Dの設計図を用意しなければならない

パソコンに取り込んだデータから製品を出力するので3DCADデータのような専用の設計データを用意する必要があります。

積層の跡を処理する必要がある

3Dプリンタは層を積み重ねることにより造形をおこなうので、完成品には積層の跡が残ります。
綺麗な表面に仕上げるためにはそれなりの表面処理が必要となります。

強度に問題がある

積層を積み重ねていく関係で縦からの力には強いものの、横からの力には弱いというデメリットがあります。
用途によっては思い通りの強度が出ない可能性があるので注意が必要です。

大きな製品の製作には向かない

出力できる製品のサイズは3Dプリンタのサイズによって制限されます。
大きなモノを出力する場合、分割して出力した後にパーツを組み合わせるといった方法がありますが、それに合わせた設計にしたり、やすりで削って微調整するといった処理が必要となります。

量産に時間が掛かる

1回の造形に数時間かかるので、数が増えるのに比例して必要時間が増大します。
量産が必要な場合はかかる時間も考慮に入れましょう。

量産すると逆に高コストになる

少数生産なら安価であるものの、一定以上の量産をすると高コストになる場合が多いです。
これは、量産によるスケールメリットを得にくいことが主な理由となっています。

まとめ

プラスチック加工の小ロット生産について、金型のいらない切削加工なら安価で可能なことや3Dプリンタとの比較についてご紹介しました。
切削加工なら1つから量産まで柔軟に対応可能です。
設計等のサポートもおこなっておりますので、お困りのことがあればお気軽にご相談ください。

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