塩ビ加工のことならテクトにお任せください。
貴社のご要望に応じて溶接・接着・曲げ加工など様々な加工に対応します。
特徴
塩ビとは「ポリ塩化ビニル」あるいは「塩化ビニル樹脂」のことを指します。金属やガラス、木材、天然繊維などに代わる軽くて丈夫なプラスチックとして、一般的に普及している重要な素材です。塩ビは耐久性に優れた透明で軽くて丈夫なプラスチックです。
大きな特徴として燃えづらい、高い耐久性、加工性の高さが挙げられます。難燃性が求められる排ガス処理や耐久性・長寿命を求められる水処理部品等に利用されます。また加工性・成形性が優れているので理化学実験装置や医療用機材など様々な分野の資材として利用されています。
塩ビの長所
-
燃えづらい 難燃性が高く材質で、他のプラスチックに比べると引火・着火・延焼しづらい性質を持ちます。火温度が391℃、着火温度が455℃と非常に火に強いため、工業用設備等に使用されることが多いです。
-
優れた耐久性 耐久、耐薬、耐油性に優れており、長寿命製品の素材に適しています。理化学実験向けの流し台への使用や、薬注タンク、計量槽などの医療業界で欠かせない材質で広範囲に使用されるプラスチックです。
-
加工性の良さ 曲げ加工や溶接、高周波接着、真空成形の加工のし易さや優れています。また印刷性に優れているためロゴ等を製品に印刷することも可能です。
塩ビの短所
- 低温時の衝撃強度が低く常用耐熱温度が
やや低い物質です。 - 軟質塩ビ製品の場合、可塑剤の滲み出しがあります。
- 溶融時の粘度が高く、大型の射出成型には
適しません。
塩ビの用途
ドラフトチャンバー・グリーンベンチ・流し台等の理化学実験装置や薬注タンク・Vノッチ版・計量槽・スクラバー・ダンパーなどの、医療業界で医療用器材として当社の塩ビ加工製品はよく使用されています。
塩ビ加工の方法
最適な加工方法をご提案いたします。
-
曲げ加工
加熱して正確に曲げる 熱で軟化させることによって、用途に応じた角度(R)に曲げることが可能です。
-
溶接加工
強度補強と気密性に最適 同じ塩ビ材質の溶接棒を加熱溶融しながら接合していきます。
-
接着加工
強く貼り合わせて美しい仕上がりに 様々な接着技術を使い分け、目的の強度・用途に応じた製品に仕上げております。
-
切削加工
精度を上げていく加工 非常に微細なディティールにこだわった対応にも可能です。